お母さんとして、やってあげられることがない・・・。

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スゴい本数のチューブに繋がれていたのは・・・

信じられない・・・。

どうしてこの状態でこの小さな命は生きられるんだろう・・・。


って思うぐらい、

小さな小さな体に
これでもかっていうくらいの
得体の知れないチューブにつながれ、
多くの機械に囲まれた娘が
横たわっていた。

その小さな頭には、ニット帽がかぶせられていた。



私の心臓はずっとドキンドキン
血の気が引き
毛穴は総毛立ち
体は氷のように硬直していた

私は今のKの状態を理解することが困難な状態だった。

でも、目は離せない。
目を離してしまうと、死んでしまうような気がしたのだ。





「まずは、安心してくださいね。状態は安定していますからね。
しばらくは眠る薬で、眠らせていますので・・・。」

誰かが私に話しかけた。


十二指腸閉鎖症の部分の手術を担当してくれたF先生だった。

「普通のベッドでは体温がどんどん低下していくので、
保温ベッドに寝かせています。頭もこうやってね、あたたかくしてね・・・」



口にはとても太いチューブがくわえさせられていて、
その固定のために、テープで口を塞がれている。
苦しい、悲しい、辛い、私はそう感じ取った。
それぐらい残酷な見た目だった。。。。


「繋いだ食道の経過が一番心配です。大事にしないとだめですから、
このように太いチューブで術部を安定させています。
そして、これは痛み止めの点滴、それからこれが酸素のチューブで、これが・・・・」



たくさんの事柄を、絶対私は母として知らねばならないが、
何をどうやってどのように理解したらいいのか、
全くわからなかった。
とても混乱していた。



でも、これだけはわかった。

「娘は生きている。生きる意志がしっかりある」

ということ。



この苦しそうで痛そうで辛そうな娘を目の前にして、
母の私は、抱いてあげる事ができないことが、

とても、とても、とても・・・
辛かった。

ニット帽の頭をやさしく撫でてあげ

「よくがんばったなあ、K」

話しかけたら、私の目から涙がこぼれた・・・・。


続く。

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