【闘病育児日記3】娘の誕生直後。また何かあったのか・・・?

【娘を出産して数時間の時間が経っていた】


誰かが私の頭を触っている。

心地よい手で頭をなでてくれていた。

気がつくと、私は自分の個室のベッドの上だった。

主人が東京からここ京都の病院へ 駆けつけてくれていたのだ。



主人:「あとで、小児外科の医師(K先生)から真由美ちゃんに話があるって。
俺とお義理母さんはさっきその話聞いたから・・・」

私:「え?先生何て言ってた?・・・てか、娘はどうなったん?」

主人:「いや、、、それは直接K先生が話するから。それまではゆっくり休んで」

私:「いやいや、ゆっくりとかあらへんし。なんなん?娘なんかあったん?」

主人と母:「・・・・・・」



高熱で朦朧とした意識の中、私は娘の安否以外に何も考えられなかった。

もしかしたら、娘は他に病気があって、生死の境にいるかもしれない。

それとも、植物状態とか・・・

脳に異常があるとか・・・




ゆっくりできる訳ないやんっって思っていたけど、

娘の病気が判明した妊娠30週目から約2ヶ月間の消耗がよっぽど激しかったのだろう、

私はまた意識が遠のいて行き、深くて短い眠りにまた落ちたのだった・・。




続く