【闘病育児日記5】PICU

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術後 娘はPICUへ入院

助かった娘の命。

術後、集中治療室PICUに入った。

〜PICUとは・・・?〜

PICUは小児集中治療室、NICUは新生児集中治療室です。
PICUは新型インフルエンザによる急性肺炎や脳症、心臓疾患、術後などで、集中管理を必要とする小児が入ります。
NICU低出生体重児や呼吸状態の悪い新生児、食道閉鎖などの先天疾患等を持つ新生児が対象です。

このためNICUのベッドはベビーサイズ、PICUのベッドはキッズサイズもしくは大人と同じベッドになっています。

ただ、病院によってはNICUとPICUを厳密に分けず、どちらも小児科が担当する救急ベッドとして対応している病院もあります。 




産後の身体には、とーーーても遠いPICUだった。

普通の新生児室はこんなに近いのに。

遠いな、階もちがうんだ。


帝王切開後、すぐに車いすに乗って、娘に会いに行く。

名前は決めてある。

お腹から出てきて、私と目が合った瞬間、決めたんだ。

娘は『K』。


K、待っててね、母ちゃん、すぐに会いに行くからね!





PICUは二重の頑丈な扉で守られていて、

面会時間も1日に3回と決まっている。

そしてインターフォンを押して名乗らないと、扉は開かない。

「Kの母親の宮下です。」

「はい、どうぞ・・・」





その重厚な扉が開いた・・。

そこには異様な光景が広がっていた。



続く


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